メンタル体力について

「あ〜、なんか今日は疲れたな…」と思う日ってありますよね?

私たちは10km走るわけじゃないし、腕立て100回やるわけでもないけど疲れますよね?どういう疲れかというと、「気を遣って喋る」「物事を考える」「判断する」そういう行為の繰り返しで疲れていきます。

これを「メンタル体力」と言います(私がそう呼んでいるだけ

このメンタル体力を意識して働くと、業務がスムーズに回ったりするので、その話しをします!

メンタル体力の考え方

例えば、私のとある日のスケジュールがこちら。

9:00〜職員の面談(業務態度についての注意)
11:00〜会議資料の作成
12:30〜休憩
13:30〜来季のスケジュール検討
16:00〜運営懇談会(家族対象)
17:30〜退勤

こんな感じです。
このスケジュールのうち、私がメンタル体力を消費していく様子を数値化してみます。

職員の面談(50)
会議資料の作成(10)
休憩(5)
来季スケジュール検討(15)
運営懇談会(30)

合計110です。

これは私のメンタル体力がMAX100だとして考えての数値です。
オーバーしていますが…笑

このように、メンタル体力が自分のキャパ(100)を超えてしまうスケジュールを組むと、超えたところからパフォーマンスが低下していきますので、注意が必要です。

メンタル体力と向き合うコツ

100に収まるようにスケジュールを組めたら良いのですが、働いているとそうはいきませんよね。

いきなり苦情の申し出があって50削られたり、予定が急にリスケして30消費しなくなったりします。

また、私は職員との面談は気を遣うのでメンタル消費が大きいです。人によっては来季のスケジュールを考えるほうが負担だって人もいるので、このメンタル消費量には個人差があります。

こういう自分の気持ちを数値化して、イレギュラーも含めて100を超えないようなスケジュールを組んで仕事ができると最高だなーと思っています!

いつも思い通りにはいかないけど

でも、毎日100を超えながら頑張っている人が多いと思うので、私なりの思い通りいかないときの対応方法をお伝えします。

重たいタスクは前半に

メンタル体力の消費量が大きいタスクは、1日の最初のほうに持って行きます。なぜかというと、メンタル体力が余っているうちに対応したほうが良いからです。

私は職員の面談にものすごく気を使います。メンタル体力が消費されていた状態で面談に望むと、途中で思考が追いつかなくなってくるんですよね。冷静に対応しにくくなるので、感情的な発言で相手を傷つけてしまう恐れもあります。

つまり苦手なタスクは体力があるうちにやってしまうほうが仕事はうまく行きます。

どうしてもやらなきゃいけないときは

100を超えても絶対その日にやらなくてはいけない!ってときは、無理ができるタスクを後半に持って行きます。

先ほどのスケジュールでいくと、運営懇談会です。これは普段あまり合わないご家族に向けて直近の施設の状況を説明したり、質疑応答に答えるタスクです。

普段会わない人に向けて振る舞うとき、私は「良い格好」をしようとするんですよね!これは100を超えても頑張れるんですよ…。

逆に自分に妥協したくない!って思いが強い人は、一人でもくもく作業する会議資料の作成のようなタスクを後半に持っていったほうが良いかもしれませんね。


自分の体力の限界を理解して、その体力をどう効率的に使うか…元気なうちにやっておきたい仕事は何か?また、体力が0になっても気力を振り絞れるタスクは何か?

そんなことを考えながら働くのも大切なことかなと思います。

自分のマネジメントを考えながら、明日からも頑張っていきましょう!