男と女の脳みそ

人間のマネジメントをする上で必須の知識の一つだな…と思っていること。それが脳の作りの問題!
よく男性は「解決脳」で女性は「共感脳」などと言われていますよね。

私は普段の職員との関わりで、かなり意識して接しています。

私は自分が男性脳であることを理解していないまま、「みんな同じ考え」であるかのように関わり、多くの失敗をしてきました。

この脳みその作りの違いを理解してからは、すれ違いや誤解が減ったかなと思っています。抗えない素質を理解しておくことでコミュニケーションがスムーズになったりするので、頭の片隅に知識として置いおくと良いかなーと思います!

💂‍♂️男性脳はどんな脳?

男性の脳は、基本的に「解決」に向かおうとして考えます。

使命感などを最優先に行動するので、身の回りの細かいことに興味が持てません。だからよく「周りが見えてない」とか「地に足ついてない」とか思われるような行動や言動が多いのだと思います!笑

これは昔から狩りをするのが男性の役目であり、獲物を一心不乱に追いかける性質から来ているとも言われています。

とある本では「ウルトラマン」と表現されていて、見知らぬ惑星に怪人を倒しにいく姿が男性脳の象徴と表現されていました!わかりやすい!

なので、女性のお話しに対して、男性脳を発揮してよく失敗します。

女性は共感脳なので、「聞いてほしい」「わかってほしい」という思いで話していていも、男性は「それはダメだ」とか「じゃぁ◯◯すれば良いじゃん」とか言ってしまう。

女性からすると「そんなことわかった上で喋ってるんだけど!」みたいなことが多いと思います。

この差を意識しないで関わり続けると「話しても無駄」と思われてしまい、関係性を作れずに男性上司は辛い想いをする…そんな構図をよく見かけます。

👰‍♀️女性脳はどんな脳?

女性の脳は、基本的に「共感」に向いています。

「最近腰が痛いんだよねぇ〜」という会話に対して、女性同士だと「あれ?また腰が痛いんだ〜大丈夫?辛いよねぇ」という感じになります。

女性は解決より、理解してくれた、共感してくれたという事実に安心を覚える脳の作りをしています。

これを男性に相談すると「病院いけば?」「湿布あるよ」みたいな感じになるのだと思います。

女性は男性が狩りに行っている間、集団の中で子育てを協力しあったり、生活に不足したものを分け合ったりしながら生活してきたので、その生活上の役割がこの脳の作りに影響していると言われています。

そのため、女性が心地よいのは解決脳の答えではなく、共感の方なのだと言われています。

あとは生命に対して寄り添う気持ちが女性のほうが強いのかな?と思います。これは出産して子育てをするという本能的な能力であると言われています。


こういう特徴を踏まえて、日々の業務のマネジメントをしていくと、やり取りがスムーズになることがあります。

例えば男性脳が強すぎる、または無意識に男性脳を発揮している男性上司って、女性スタッフから好かれる印象がない(笑)
共感力が低過ぎて、最終的には「言っても無駄な奴」認定されて終わります。(終わったことあるのでわかります笑)

だから、男性は共感することを意識することが重要だと思っています。

私も女性スタッフから相談を受けるときは、まず解決してほしい話しなのか、聞いてほしい話しなのか?を考えてから返事をするようにします。
ここを捉え間違うと、ずーっとすれ違ったまま相談が進むので、マジで気をつけています!

自信がないときは「これは解決してほしい相談?それとも、今は僕が知っておくだけでいい?」みたいな感じで本人に聞くようにしています。

このポイントに気をつけて会話をするようになってから、大きなズレは感じなくなったように思います。

逆に女性は、男性と接するときは結論ファーストで関わると良いと思います。

男性は結局「で?どうしたいの?」ってポイントが気になる生き物なので、話しを持ちかけるときは結論から話すと良いと思います。

「で?何?」っていう態度が、女性のやる気を無くしてしまうのはよくわかっているのですが…男はそういう生き物です。共感を求めるのは、結論のあとにすると良いかもしれませんね…!

ということで、男性脳と女性脳について考えてみました。

何か業務上の気づきにつながれば嬉しいですー!