休みを楽しみにできない時

休みに休まない管理職っていませんか?

それ、私です!笑

正確に言うと、常にそうではないのですが、休みに休まない働き方をしてしまうことがあるってことなんですよね。

具体的に言うと、4月15日は土曜日の仕事の振替えで休みにしていたのですが、そのことをすっかり忘れて予定をパンパンに入れていたのです(笑)

休みの日に仕事にいくと、よく「大変ですね」とか「休んでますか?」と気を遣ってもらえるので、なんか自分が頑張っていると錯覚することがあります。

4月以降、私は自分自身がこうなっていることに気づいて、振り返るためにも自分を分解してみたので、その気づきを共有します!

自分にとって休みとは?

まず、休みって何なんだろう?と考えることから始めました。

そこで思ったことは2つの休みがあるってことです。

「楽しみにできる休み」と「楽しみじゃない休み」です。

楽しみじゃない休みというのは、嫌って感情じゃなくて、特に望んでいないという感覚です。

「え?そもそも休み=楽しみじゃないの??」って感覚の人も多いと思いますが、私の場合は少し違うんですよね。

楽しみにできているときは、「あと何日だ…!」と休みまでの日を数えて、休みという時間を軸に行動できているのに対し、楽しみじゃない休みの場合、最悪休みの日を忘れる、または休みの日に仕事を残すってことをやってしまいます。

この差って何なんだろう?

それを考えるためにちょっと過去を振り返りました。

過去の振り返り

この休みを楽しみにできない感覚のスタートは、株式会社ツ○イという会社で働き、1年で管理職になり、新規デイサービスの立ち上げを経験したことだなーと思いました。

この時は明らかなキャパオーバーに対して、期待や肩書きのイメージに自分が答えなければいけないという意識のみで行動しており、休みなんていう感覚が全くなかったです。

60日間ずっと出勤していたり、忙しかったときは事業所に寝泊まりして仕事をするのが普通。

それでも不十分だと感じて、休みの日も出勤していました。

24時間連絡が取れる携帯電話を持つことがルール化されていたので、休みの日でも当たり前に職員から連絡が来ていましたし、夜に相談の電話なども来ていて、プライベートも何もなかったんですよね。

私はこの環境を「頑張っている!」と思って働いていて、今では良い経験だったと思っています。

しかし、私にとってそこには「幸せ」や「充実」という感覚はなかったように思います。

今考えると、良い働き方ではなかった。でもそれが普通だと思い込んでいたのです。

では、そのときの自分はどんな感覚で働いていたのだろう?と思ったときに、一つの感情に気づいたわけです。

それが「不安」です。

連絡漏れがあって、休んでいる間に誰かに迷惑をかけるのではないか。

実はやらなきゃいけないことをやっていなくて、それがバレたらどうしよう。

売上が基準に達していないのに休んだら、上から「やる気ねーな」と思われるんじゃないか。

こんな感じで、結局は「自分が正しい努力」から逃げている不安な状態を、誰かにバレたくないから出勤しているに過ぎなかったんですよね。

だって、ちゃんと連絡調整していれば誰かに迷惑はかけませんし、やることを日々やっていけば後ろめたいこともない。売上に関しては、行動計画があるか、それを実行しているかだけなので、出勤している=やる気じゃないってことは考えればわかること。

つまり、自分本位に自分の不安を解消したいがために出勤していたことになります。決して頑張っているわけではないんですよね。(当時は頑張っていたつもりでやっていたけど)

休みたくなる時とは?

逆に休みたくなるときは、ずっと頭使って行動しているので、休みてー!ってなります。

ずっと頭使うってことは、日々の業務を完結していっている証拠なんだなと思います。

目の前のことを終わらせていくから、不安がないので安心して休める。

家族とも気兼ねなく過ごせるから幸福度もアップ!

先ほど書いた「不安」を解消するために時間を浪費しているときは、僕の場合幸せから遠ざかっていることが多いです。

なぜ最近はできない?

15日の休みを忘れて働くことになった僕は、正しい努力が出来ていなくて、不安解消のために行動していることになります。

では何に対して不安を抱えているのか?というところがポイントになると思うんですよね。

これはもう答えがわかっていて、日々終わらせることが出来ていないタスクを放置しているからなんです。

法改正の対応、届出関係、社内のプロジェクト、見守りカメラの導入など、今までなかったタスクをいきなり膨大に抱えた結果だなーと思っています。

でも、これではツクイで管理者を始めた頃の自分に似ちゃうなーと思います。

この段階できちんと認識して、幸せな働き方をしていくために、行動ベースにしっかり落としこんでいきます!

ということで具体的な反省が3つあります!

  1. 集計が必要な仕事を抱えている
  2. 言いにくいことを伝える仕事
  3. 元気がない職員に声をかけていない時

1は具体的には契約内容の変更合意書の取りまとめです。

自分の手元で回収できたかどうかをチェックまでしようとしてしまっているので、スタートまで段取りしたら週明け事務員さんに協力をいただいて、進捗だけ確認する形にします。

2は自分の性格もあるのですが…

人に指摘したりするのが非常に苦手なんです。嫌な思させたくないな…悪者になりたくないな…と考えてしまうからですね。

でも、相手のことを思ってきちんと伝えて今まで大きな失敗をしたことがないので、たぶん大丈夫なんですが、メンタル削るのでつい後回しにしてしまう。これは絶対その日完結するようにする!

3は聞くのが怖いからなんですよね。

仕事上の不満など、すぐに解決できないことや、相手の言い分もあるから、これも頭を回転させながら話しを聞くことになるので、つい気づかないフリをしてしまうんです。

特に仕事に追われていると、それをやってから…と自分に言い訳して後回しにしてしまうので、これも優先順位をあげてやっていこう!と意識しなくてはいけません。


人間って、未知のものに対して不安が強くなると考えています。

法改正も、今までにないルールができるので不安です。

職員相手も、相手が何を考えているかわからない、何を言われるかわからないから不安です。

でも、不安を不安のままにしておくことで、自分に不安が募ります。

それを解消しようとして「休まない」という方法で、気持ちを軽くしているのだと思いました。

これは管理者という自分の仕事を自分である程度コントロールできるからこそ感じることなのかもしれません。皆さんはどうでしょう?

私は今から日々きちんとやりきって、毎日の自分に自信をもって、休みはしっかり休んで幸せ感じて、そんな自分を表現して周りも幸せにしていけるようにならないとなーと思います!

というわけで、休みを楽しみにできない時の自分の分解でした。

おわりに…

そんなダメな自分も自分だなーって思っています!

きっとまたどこかで後回し癖が出て、同じことを考えると思うのですが、そんな自分が一番自分らしくて良いなって思うところもあります!

そういうことも含めて自分が好きです!笑