売上の伝え方

先日インスタでやった「上司の愚痴を言う会」のライブで聞かれた内容について、掘り下げてみました!

決して後ろ向きにはしたくないこの話題。

双方にとってどのような理解が良いのか…とりさん的な感じでまとめています!

売上ばっかり言ってくる

売上は大事です!

ただ伝え方が下手な上司が多い…と思っています!

上司もちゃんとした説明を会社にされないまま、現場に伝えている可能性があります。

「売上あげて!」と言って売上が上がるんだったら誰も苦労しないです。

会社が言ったことをただ伝えるだけの伝書鳩なら、そんな上司は必要ないですからね…

この「売上売上…」繰り返しによって、売上に対してアレルギー反応を示すスタッフが増えていきます。

大事なことは、売上って一体なに?って話しだと思うんですよね。

会社にとっては稼ぎが増えているってことなんですが、現場で対人援助をしている人にとっては受け入れ難いマインドです。

私は【売上=満足度】だと伝えることが多いです!

どういうことかと言うと、サービスが良い=利用者が増える=売上があがるという構図になるからです!

逆に言えば、売上が上がらないってことは、やっていることがニーズにマッチしていないってことです。

介護スタッフも頑なになってしまい、頑張っている=良いサービスと勘違いしてしまうことが多々あります。

なので上記の【売上=満足度】の理屈から、自分たちの仕事を売上と直結させていく必要があると思うんですよね。

注意点

ただ、ここで一つ問題があることも理解しておきたい…。

それは、イノベーションが起きにくいこと。

売上が上がるということは、求めている人がたくさんいることをやるということです。

めっちゃ求められているのに、求めている人が少ないことってたくさんあります。

先ほどの売上マインドの弱点は、少数派に手を差し伸べることが難しいということです。

これがイノベーションが起きにくい理由です。

独立して自分がやりたいようにやるなら、好きなことをすれば良いですが、雇われているとそうはいかない。でも助けたい…。

そんな想いを抱いている人がいたとしたら、答えは一つ!

売上を確保した状態で、やりたいことをやる!です!

やることをやった上で、自分たちの「想い」を形にするというのが最も良い方法だと思います。

このやるべきことを差し置いて「やりたいこと」を優先しようとすると、会社と険悪になる場合があります。

歯がゆいですが、想いを実現するには順序よく進めていく必要がありますので、これは上司がしっかりと中間管理職としての役割を果たしていないと実現しないのかな?と私は思っています。


ともあれ、何を実現したいのか?そのために何をしていくのか?ということを目線を合わせて説明するのは上司という立場の人の役目かなーと思います!

何事もそうですが、相手の目線に合わせるというのは重要ですよね。

くれぐれも「事業なんだから売上を求めて当たり前!」とスタッフに押し付けるのはよくない。

そんな上司が、身体に悪いとわかっててタバコ吸ってたり、うまくコミュニケーションが取れなくて家庭がうまくいってなかったりするんですよね。

人にだけ当たり前を求めちゃダメってことです!

と偉そうにメルマガにしてみましたが、自分のことを言われているようで身が引き締まりますね。笑