法改正情報の読み解き方

法改正の情報の読み解き方のコツを知りたいって方がいらっしゃいました。

  • 大事だと思うんだけど、どうしても覚えられない。
  • 集中力が続かない。
  • 何が書いてあるのかさっぱり。

って人が多いです!

その理由をひも解いて、改正の情報を見るヒントにしてもらいたいと思います!

「要するに」と考えて読む

法改正情報の独特な表現に苦手意識を持つ人が多いです。

文章を流し見していると、なんだか理解しにくい表現が出てきた時点で「あー、わからん」ってなります。

その「あー、わからん」を踏みとどまって、要するにどういうこと?と理解できるまで頑張って読みましょう!

どうしてもわからないときは、解釈の仮設を立てたあとに、分かる人に確認して「なるほど!つまりこういうことか!」と思えるまで理解を進めてみましょう!

人が要約した後の情報だけを聞いている限り、読み解く力が身につくことはないと思います。

自分の業務と関連するところだけ見る

自分が働いているサービス種別の内容だけをまず読みましょう!

色々知っておいたほうが良いような気がしますが、手広く見ると意味不明なことが多くて集中力が続きません。

まずは慣れている情報から読んでいくのが大事です!

ちなみに、私の公式LINEからサービス種別毎の情報が取れるので使ってくださいね!大もとの資料は原本はサービス種別毎に見るには見にくいです。

介護保険って、サービス種別が違っても考え方が似ていることが多くあります。読みやすいところから深掘りしていくことで、他サービスの情報もかなり見やすくなります!

裏を読む(予想する)

ただ内容を記憶しようと思っても基本的には無理です!

人間は意味付けした情報じゃないと記憶に留めておけないので… 私はなぜこの改正が行われたのか?ということを考えるようにしています。

例えば、ターミナルケア加算が増額されたのはなぜ?とかですね。

意味が分かってくると、他サービスのターミナルケア加算も見てみます。

すると軒並み加算が増額されているんですよね。

つまり、国は病院以外で亡くなることができる体制をもっと推進したいってことです。

なぜならば、これからもっと労働人口は減り、高齢者は増えるからですね。

というように、その改正内容に意味を持たせていくと、理解も進むし記憶に残ります。

売上や利益に直結させる

法改正は売上や利益に直結しますので、数字のインパクトで記憶することが多いです。

例えば…月1回算定する加算なのか、日で算定する加算なのか。
日で算定する加算はかなりの影響を持ってきます。

老健を例に出すと、基本報酬や超強化型の加算増額の割合がかなり高い…今まで真剣に加算取得に取り組んできた老健は基本報酬の単価Upだけでも月額100万円以上の売り上げ増が望めたりします!

というように、数字で影響額をイメージしてみると、いかにその改正の情報が大きなものなのかイメージがつきます。

自分に合った読み解き方を見つけよう

以上のような意識をもって、まずは興味が持てるところだけでも読み解いてみましょう。

これからQ&Aとかが出てくるので、私が今考えていることも正解とは限りませんし、それを答え合わせするくらいの気持ちで読んでいます。

人員配置のルール変更など、自分にとって都合の良い解釈をしておいて、実際のQAではどう出てくるのか?というのも楽しみにしてみると、より理解が深まります!

読めるところから読む。理解できるところから理解していく。

そしてアウトプットし合うこと!これが最大のコツです!

ぜひサロンを活用して疑問点を一緒に考えていきましょー!